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ベゴニアの育て方

温度と湿度

ベゴニアは暑がり屋で寒がり屋

ベゴニアは熱帯から亜熱帯に分布するので耐寒性に欠けわが国での屋外越冬は難しく、10℃を下回ると生長が止まり、3〜0℃で枯死するものが大部分です。

また暑すぎるのにも弱く、30℃を超えると生長が止まります。ベゴニアの種類によって致死温度は異なりますが、生育適温は15℃〜25℃で温度の面から見ると人の快適温度とよく似ています。


30℃を超えると生長が止まる

適正温度は15℃〜25℃

10℃を下回ると生長が止まり、3℃〜0℃で枯死

ベゴニアが好む湿度

ほとんどのベゴニア(特に根茎種や球根ベゴニア)は70%程度の空中湿度を好みます。

普通の室内でこの空中湿度を保つのは難しいので霧吹き等を利用する事をお勧めします。

特に生長期は蒸散が盛んで、乾燥しがちになります。湿った空気が流れる場所が理想ですが、加湿器を上手に使うと良いです。

※木立性ベゴニア等はそれほど空中湿度が無くても大丈夫です。


用土の過湿は嫌います

空中湿度は必要ですが、用土の過湿は嫌います(根腐れの元になります)ので注意が必要です。


乾燥に注意

空気が乾燥してくるとうどんこ病やダニが発生しやすくなるので注意が必要です。


乾燥を防ぐコツ:5月〜10月

この時期は空気湿度はを保ちやすいですが、最近は異常気象続きで、高い温度が続いたり、乾燥状態が続いたりで臨機応変に対応しなければなりません。

鉢の間隔をやや密にして、湿度を保つようにした方が調子はよいのですが、生長も早い時期なので、すぐ過密になるので、常に注意して鉢間隔を調整しましょう。


乾燥を防ぐコツ:11月〜4月

この時期は乾燥しやすい時期です。暖房中の乾燥した室内に取り込んだ場合は、加湿器を使うか、ビニールで囲むだけでも効果はあります。

小苗は熱帯魚の水槽に入れて窓際に置くとよいですし、ワーディアン・ケースがあればさらによい条件になります。

また、休眠のまま冬越しする場合と、温度が保てて生長を続けている場合とは区別して管理します。温度が保てて生長を続けている場合は、霧吹きをするなどして湿度を保つようにするとよいでしょう。



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