ベゴニアの育て方
球根の初期管理

1.芽だし

芽だしまず、球根の上下を確認します。はっきりと縁が内側に巻き込むようにへこんでいればそちらが上、もし、はっきりへこんでいなければ、表面を観察して、丸い茎の痕があるほうが上、根っこらしきものがうじゃうじゃっとしてるほうが下です。すでに、芽が動き始めているものは、へこみの中に赤い丸いものが見えますから、それを傷つけないようにします。

まずは、上下をきちんと確認したら、そのままお皿などの上において、夜まで人が起きている部屋で管理します。水は一切必要ありません。しばらくすると、前述した赤い芽が動いてきます。芽がはっきりと、1センチ位に伸びて、アスパラガスの穂先のようになるまで、そのままにしておきます。

2.仮植え

仮植え芽が1センチ位になったら、仮植えします。肥料の入っていない、バーミキュライトか、播種用土を、球根よりちょっと大き目の浅い鉢に入れて、真ん中をくぼませて、そこに球根を入れます。その時に芽は表面から見えているようにして下さい。へこんだ中に用土を入れてもかまいませんが、水をやるときにはへこみに溜まらないように、球根の周りにやります。

3.本植え

本植え発根が始まり、芽もどんどん大きくなります。葉が展開してきたら、薄い液肥を与え始めて、発根も順調なら、肥料の入った用土に本植えします。覆土は1cmくらいで深植えにならないように注意しましょう。

←芽が出始めた様子


○これから球根を手に入れようという方へ・・・・球根の選び方

球根の色はこげ茶で、ふっくらしていて硬いもの。品種によってはへんてこなものもありますが、出来るだけ、どんこの椎茸のようなものを選ぶと良いでしょう。色もそんな感じだし。もし、売っているものの中で芽が動き出しているものを見つけたら、めっけもの。多少形が悪くても絶対にゲットしましょう。それは元気な球根の証拠ですから。逆に、触ってみてブヨブヨしてたり、妙に白っぽいものはやめておいたほうが無難です。 

We Love Tubers! Let's try!

協力:山口英樹・裕美子さん

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