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ベゴニアの育て方

鉢の選び方

買ってきたら植え替えをしましょう。

買ってきたばかりのベゴニアはプラスチックの鉢に植わっているはずです。これは生産者のハウスでの生産効率と、流通上の問題から使われているのですが、決してよい容器ではありません。

買ってきたらまず素焼きか、駄温鉢に植え替えましょう。素焼きはベージュ色をした軽くてもろい鉢で、洋蘭によく使われます。駄温鉢は普通に園芸店で売っている茶色の鉢でふちに艶を出した焼き方をした、ごく一般的な鉢です。

どちらも古いものや、苔が生えているようなものは熱湯消毒し、さらに日干しにして十分乾かしてから使うようにします。


素焼きの鉢がお勧め

熱帯夜が続く時期は体力を消耗させる本格的な植え替えは避けたほうが無難なのですが、根ぐされを防ぐために、プラスチックに植わっているものは、素焼きか、駄温鉢に入れ替えます。

鉢の大きさは寸のもの、号のもの、センチのものとあってややこしいのですが、どちらも一寸(一号)=3センチと考えれば間違いありません。鉢の底に必ずサイズが書いてありますから、同じ大きさのものに、根鉢を崩さないようにして入れ替えます。

お勧めとしては素焼きの鉢で、素焼きの良いところは、鉢の中の水分が多くても、鉢の壁が吸い、外側の表面から蒸発することによって鉢の中の温度を下げるとともに、水分量もちょうど良い状態にしてくれるからです。



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