今週のベゴニア

マーサ・フローロ（2007/11/25）

■名称

マーサ・フローロ　Martha Floro

■品種の特徴

レノールオリビエとルバーシイとの交配による矢竹型の木立ベゴニア。
葉は中型で細長く先がとがる。縁は浅い鋸葉状でやや波を打っている。表面は緑色で裏は赤みを帯びている。茎は太く節間が詰まり比較的よく分枝する。

写真：マーサ・フローロ

桃紅色で四季咲きである。生育は遅く気難しいと言われている。レノール・オリビエの親はデイクロアで葉の質感と花の色はこちらからで、花の形はルバーシイの性質を受け継いだようで大きく、花数が少ない。

桃紅色で四季咲きである。生育は遅く気難しいと言われている。交配種は親のよいところをとり親以上のものではないといけないとされている。


写真：ルバーシィ

マーサ・フローロもルバーシイの特徴のある質感と交配親としてたくさんのベゴニアを生み出しているデイクロアからの古い品種である。

最近ではだいぶベゴニアの名前を覚えたと思います。ベゴニア協会に入会した当事はさほど名前を覚えることの重要性を感じていなかったように思える。

シャンデリアの様に立派に咲いている木立ベゴニアを見るだけでただただ感激していたと思う。それが先輩方とベゴニアの話をする上で「花の色は赤で葉は緑色で・・・」と話を続けていると「あなた花の色は赤とピンクと白しかないのよ」とピシャッと言われたのがショックで名前が出てこないと会話にならないことが分かり、名前を覚える努力をしました。今では、原産地はどことか交配種の親が誰かとか調べるようになり、交配親の性質で管理の仕方も考えられるようになり進歩したと思います。

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