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Marmaduke マーマデューク(2006/12/13)


■名称

Marmaduke マーマデューク



■品種の特徴

1994年に元理事の山口正子さんが米国の種苗商のロギー社から導入されて栽培されたのが始まりです。当事は米国でも新品種として紹介され、丈夫で人気があり各地のベゴニア展でも入賞したという記事が残っています。

交配記録は不明でロギー社の交配種ということにベゴニアのチェックリストではなっています。

マーマデュークの特徴は黄緑色に紫紅色斑点の投影された葉の模様が魅力です。黄色の強いもの、緑色の強いもの斑が入り方や色の濃淡など株により違いがあります。

通常の斑入り

斑入りと斑無しの混在

斑無しのもの


栽培された環境によるものだといわれていますが、棚下でも褐色が出るし私は個性だと思います。増殖は葉柄挿し、葉片挿しともに可能ですが挿す葉が紫紅色斑点が少ないと将来斑点の消えた黄緑色のみの葉になってしまう可能性があるそうです。病気にも強く丈夫で作りやすいです

私は明るい緑葉に斑が入っている根茎種が好きです。タイガー・ベル、バーガンディー・ベルベット、アンバー・グローなど一枚一枚の葉が微妙に形や大きさ色や模様が違います。目にも優しく見比べているとそれぞれに個性があり飽きません。

商売のために大量に生産されているエラチオールばかりが出回っていますが、冬の室内の観葉植物として根茎ベゴニアやレックスベゴニアが見直されるとを願っています。



葉柄に柔毛が生えており、茎にもメープル材のような模様がある





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