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ベゴニアの種類:根茎性ベゴニア

根茎性ベゴニアの特徴

根茎性ベゴニア:ライヤ
地面に接した部分から根を伸ばす「根茎」という茎を持つことから根茎性ベゴニアと呼ばれます。

茎が真っ直ぐに立ち上がらず、地面の上をはうように根茎が伸びて地面に接して這うか、よじのぼるかして分枝します。大多数の根茎種がこのタイプですが、根茎が斜上または直立して伸びるもの、根茎は短く木立性種のように立ち上がり、分枝するもの、数は少ないが根茎が半ば地中に埋まり、葉が直接地面から出るものがある。

強い日差しを嫌うデリケートな種

根茎性ベゴニアの原種は熱帯や亜熱帯の、日当たりの悪い森林に自生するものですから直射日光を嫌います。室内で管理する場合もそれをふまえて直射日光を避ける工夫が必要です。又、多湿な環境を好み、空気の乾燥が苦手ですから空気湿度を保つ工夫も必要です。但し、用土の過湿は嫌いますので注意が必要です。根茎性ベゴニアの原種などで特に環境の変化を嫌うものはテラリウムで栽培します。デリケートな分、とても魅力的な葉や姿を持つものが多い種類ですので育てる楽しみは格別です。

育成のポイント
強い日差しを嫌いますので、直射日光の当たらない工夫をしましょう。
空中湿度は必要ですが、用土の過湿は禁物です。
暑い時期は葉水をして空気湿度を保つ工夫をします。
種類によって適した環境が様々ですので、事前に確認をしましょう。

作業歴
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
生育 休眠期 生育期 休眠期
開花 開花期
置き場 室内 屋外 室内
水やり 少なめ ふつう 少なめ
肥料
植え替え
挿し木
生育温度
15℃〜25℃
生育湿度
50%〜80%
生育環境
鉢植え・テラリウム
育成難易度
中〜難

置き場
春:暖かくなり始めたら強い日差しを避けるため、直射日光の当たらない窓辺などで。
夏:気候が良くなると屋外でも楽しめますが、必ず雨の当たらない北側や東側の日陰で。
秋:外に出していた場合は早めに室内の直射日光のあたらない窓辺へ移動します。
冬:直射日光の当たらない窓辺などで管理します。

水やり
春:用土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが過湿には十分注意します。
夏:鉢内の温度が上がる時期ですので、水の与えすぎによる過湿は十分注意し、用土の表面が乾いたのを確認してから与えます。水やりは午前中に行いましょう。用土は乾かし気味にしますが、葉水をして空気湿度は保つように工夫します。
秋:鉢土が乾いたらたっぷり与えますが、気温が下がってきたら徐々に減らして用土を乾かし気味にします。
冬:天気の良い午前中に行い、できるだけ乾かし気味にします。

肥料
春:生育の旺盛な季節ですので、月に3回程度液体肥料を与えます。
夏:基本的に与えません。
秋:元気な株には薄めの液体肥料を月に2〜3回与えます。
冬:室内で元気に生育している株以外には与えないようにします。

用土
水はけが良く、軽めのものを。
例:ピートモス[3]、赤玉土[3]、バーミキュライト[3]、鹿沼土[1]

病害虫
種類によりうどんこ病などに注意。
見つけたら早めに殺菌剤を散布して駆除します。

増やし方
挿し木や葉挿しで増やせます。

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