ベゴニアの種類:エラチオール・ベゴニア

エラチオール・ベゴニアの特徴

エラチオールベゴニア鉢花としてほぼ一年中開花を楽しめます。エラチオールベゴニアは球根ベゴニアと球根性ベゴニアの「ソコトラーナ」との交配によって作り出された園芸品種の総称です。出始めの頃は非常に弱い品種でしたが、西ドイツのオットー・リーガー氏によって病気や暑さに強い品種が作り出されてから盛んに栽培されるようになりました。そのため、リーガース・ベゴニアとも呼ばれています。室内の鉢花やコンテナとして広く親しまれています。
育生のポイント
基本的に日光を好みます。室内で光線不足は花やつぼみが落ちやすくなります。
夏の直射日光には弱いです。
用土の乾燥に強く、用土の過湿を嫌います。
花つきが悪くなってきた株は、茎の生育にむらが出たり、間延びしてしまいます、姿が悪くなる前に剪定を行います。
作業歴
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
生育 生育期
開花 開花期 開花期
置き場 室内 屋外 室内
水やり やや少なめ ふつう 少なめ ふつう やや少なめ
肥料
剪定
植え替え
生育温度
15℃〜25℃
生育湿度
10%〜60%
生育環境
花壇・鉢植え
育成難易度
置き場
春:日当たりの良い場所へ。日差しが強い時は風通しのよい場所へ。梅雨期には雨に当てないようにします。
夏:暑い日差しを避け、できるだけ風通しの良い明るい日陰に置いて涼しく保つようにします。
秋:夜温が20度近くまで下がり始めたら、徐々に日当たりのいい場所に移動しましょう。
冬:温かい室内の日当たりの良い窓辺に置きます。暖房の風などが直接当たる場所は、株が痛みやすいので避けます。

水やり
春:用土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
夏:高温期に用土を過湿にすると株をからす原因になります。必ず用土の表面が乾いてから与えます。
秋:用土の表面が乾いたら、午前中にたっぷり与えます。気温が下がり始めたら、用土をやや乾かしぎみに保ちます。
冬:用土の表面がよく乾いたら、暖かい日の午前中に水やりをし、できれば用土をやや乾かしぎみに保ちます。

用土
水はけが良いもの
例(プランタ等の寄せ植えの場合):ピートモスに山砂や川砂、赤玉土などを混ぜ合わせたもの(水はけが良く軽めのもの)

病害虫
品種改良の結果、比較的強くなっています。
うどんこ病やアブラムシの被害を受けやすいので注意が必要です。

増やし方
挿し木で増やせます。
種類によっては葉ざしでも増やせます。

HOMEへ戻る


このサイトはInternet Explorer 5.0以降にてご覧下さい。
Copyright (C) 2001 Begonia-net All rights reserved.